看護師も人間

なぜ看護師は離職率が高いのでしょうか。看護師になろうと思ったら、専門学校や大学に通って勉強して、国家試験で合格しなければいけませんよね。そうしてやっとなれるものなのに、どうして離職率は高いままなのでしょう?

看護師の離職率や転職において、影響しているのは過酷な労働環境だけでなく人間関係も含まれていると聞きます。看護師に限ったことではありませんけどね。割合的には、看護状況で悩むよりも人間関係で辞めたり転職したりする人が多いそうです。

人間関係関連でとくに多いのが新人いびりだとか。私は看護師ではありませんが、新人時代にたくさん叱咤されることはありました。それを、一人前になってほしいからという思いから来るものだと納得できればいいですけど、どうにもストレスのはけ口にされているとしか思えないというなら、離職を考えるのも無理はないかもしれません。せっかく学生時代に寝る間も惜しんで勉強して看護師になったというのに、最初から挫かれてはもったいないですね。自分も昔は新人だったことを思い出して、単なるいびりは控えていただきたいですね。ただでさえ看護師は不足していると言われているのですから。

離職の要因は他に、激務のわりに給料が安いことが挙げられています。看護師は高給取りなんじゃないの?という意見も聞きますけど、それは夜勤手当がつくからであって、手当がつかなければ割に合わない仕事なんだそうです。夜勤は出産や育児にも影響しますし、それを抜いて考えると正社員としているのは安月給なんですね。ですのでパートになる人が多いみたいです。

看護師の労働環境対策は急務

看護師の離職率が高い背景には過酷な労働環境があります。

前回も申し上げました通り、日本看護協会の調査では、短時間正職員制度の導入後に離職率が低下した調査結果をあげておりましたが、過去には過労死の認定を受けていた看護師の存在もあったわけですから、勤務時間を少なくさせて過労を減少させておく方策はかなり重要だと思います。

そして、患者さんに対する介護など肉体的な負担増も看護師の過労を招く要因にもなってます。これを解決する方策として福祉器具の導入促進などが論議されておりますので、看護師の負担軽減を図り離職率を低下させる方策はもっと導入されるべきでしょう。全国では約2万人が過労死危険レベルの勤務を強いられているとの調査結果もありますから、特に短時間正職員制度は早急に普及されることを期待したいところです。

看護師の離職率に関しては、大都市圏では高く、地方では低い傾向があるようです。これは、都市圏では病院の数が多く転職できる機会が多いことが要因として挙げられます。しかし、転職を繰り返した結果、看護師の職業自体に嫌気がさしてしまっては、医療機関にとって大きな損失になります。

そういう意味では、都市部や地方に限らず全国的に看護師の離職率を低下させる方策が求められるところです。看護師の転職先に関しては人手不足から困ることはありません。しかし、看護師の離職率増加を全国的食い止める方策を大胆に実行しないと日本の医療制度の未来がありません。

研修制度を充実させて看護師の離職率を低下

看護師の離職率は慢性的に高い状況が続いておりますが、日本看護協会が実施した病院における看護職員需給状況調査では、2009年度ベースで常勤看護職員は11・9%と5年ぶりに11%台へ低下、新卒看護職員も8・9%と前年に比べて0・3%低下しており、若干ながら改善に向かっているようです。

この数値は全国平均ですから地域間では、違う数値になっているかも知れませんが短時間正職員制度を導入している病院が増加しており、実際に短時間の制度を導入した病院では離職率が目に見える形で低下しているそうです。しかも新卒看護職員の研修制度を充実させている病院ではそれ以外に病院に比べて離職率が低下していることが実際の数値によって現れているようです。これらに調査結果でいえることは、勤務時間が長時間に及んでいる労働条件が看護師の離職率を高める要因になっていたといえるでしょう。

しかも新卒の看護師の場合意は、慣れない職場での不安が離職率を高める要因になっていましたから、研修制度を充実させることは、職場になれる意味では重要なことだと思います。

新卒看護師への研修制度が十分導入されている病院は全体の39・6%にとどまっていることを考慮すれば看護師の離職率を低下させるには、研修制度を導入する病院を更に増加させる必要があると思います。働きやすい環境を作れば、自ずと看護師の離職率が低下すると思います。ですから医療現場の努力が一段と必要になるでしょう。

専門看護師制度と認定看護師制度

以前にも書きましたが、看護師の離職率が高い反面で看護師の就業者数も増加しております。ただ、高齢化社会の到来により看護師のニーズが高まっており、看護師の就業者増を上回る規模で需要が拡大していることが、慢性的な看護師不足を招いております。

看護師の就業者が年々増加しても就職後の数年後に仕事を辞めてしまった看護師も少なくないと思います。離職後に仕事をしていない潜在的な看護師も多いのは、はやり過酷な労働条件や人間関係など様々な要因が再就職を躊躇させている要因でしょう。看護師の離職率が高い現状ですが、そのような中で、自分自身のスキルアップを図って新たな可能性を追求した結果、看護師の仕事を再度頑張っている方も存在します。

日本看護協会では専門看護師制度と認定看護師制度を設けております。前者の専門看護師制度は複雑で解決困難な看護問題を持つ患者に対して水準の高い看護ケアを提供、後者の認定看護師は特定の看護分野において熟練した看護技術を提供するものです。

近年では医療技術の発達や難病に対応で、看護師においても高度な技術を要求される場面が増えました。

高度な看護師に対する資格を取得することで、看護師として転職する場合、有利な雇用条件を見出せる可能性が広がると思います。スキルアップによって可能性を広げることで看護師の離職率を改善させる可能性は高まると思います。看護師が転職するうえで、新たな可能性を見出すことも離職率を低下させるうえで必要です。

他の地域で転職する場合

看護師の離職率が高い理由の一因としては、女性の方の場合、結婚後に家事や育児で仕事ができない理由もあると思います。

夜勤が多い医療機関に勤めた場合は、はやり家庭生活での両立は難しいと思います。しかも育児が一段落しても看護師として復帰する場合は、はやり労働条件で勤務時間が不規則な場合は、家庭で家族と接する時間が少なくなることを懸念して再就職できないと躊躇されている方が多いと思いますが、これが離職率が高い要因になっているでしょう。

更に、結婚後に勤務を続けていたとしても、ご主人の転勤で看護師の仕事を辞めざるおえないという方も存在すると思います。看護師の離職率を改善するには、はやり医療機関が働きやすい環境作りをする必要があるのではないでしょうか。

前回も看護師専門の転職エージェントの存在をご紹介しましたが、仮にご主人の転勤などで、現在と違う地域で就職先を探す場合は、看護師専門の転職エージェントに登録して相談されてもよいかと思います。転職エージェントも大手クラスになりますと、全国の主要地域に支店網を構築してますから、転居先の医療機関の求人情報を入手し易いというメリットがあります。知らない地域ですと、どの医療機関が働きやすいとか、生の情報を知る上では、その地域に根ざしている転職エージェントの担当者の情報が必要不可欠です。

看護師の離職率が高い要因として勤務時間で家族の理解が得られるかどうかも重要ですが、そのような時間的内容も転職エージェントの情報やアドバイスが参考になるでしょう。

看護師が活躍する場面は、病院以外でも広がっている

看護師の離職率が高いのは、過酷な同道条件や待遇面、して人間関係が上手くいかないことが起因していると思います。

待遇面に関しても看護師が慢性的な人手不足と言われていても、平均年収は年々低下傾向である調査結果もでています。医療機関の多くが経営面で悪化しているけれども看護師が不足しているということが、看護師の離職率を高くしている要因になっているかも知れません。ただし、一昔と異なって看護師が活躍する場面は、病院以外でも広がっております。

一般病院や診療所に加えて近年では介護老人保健施設や居宅サービス事業所などの介護保険施設や在宅療養している患者を訪問する訪問介護ステーションが近年では増加して、そのような一般病院以外で看護師のニーズが増加しています。これまでは、一般病院でしか勤務経験がなかった看護師の方でも、訪問介護ステーションに勤務すると、その仕事にやりがいを感じたということもあるかも知れません。

ですから、従来の固定概念をすてて、転職先の選択を広げることも重要ではないかと思います。前回に紹介しました看護師専門の転職エージェントに登録してこのような転職先を紹介してもらうこともひとつの方法です。給与などの待遇面で劣っていても働きやすい環境でれば、長く勤務することが可能になるかも知れません。

看護師と病院など医療機関側のミスマッチを改善することが看護師の離職率を改善させる方法でしょう。看護師の方は、幅広い視野を持って行動です。

雇う側と働く側のミスマッチを埋める

看護師の離職率が高いのは、労働時間が不規則なことや、人間関係が上手く行かないなど様々な余韻があると思います。これは看護師の離職率に限定した話ではありませんが、一般企業でも残業が多いのに給与が安い、人間関係が上手く行かない会社の離職率は高くなっています。

ですから、転職するうえでは、転職先の人間関係がどうなっているかとか、福利厚生が充実しているとか、詳細な情報を把握したいところです。例えば、残業が多いけど、上司の指導が上手くいっているので人間関係が良好だったら、その会社は離職率は改善に向かうのですから。

そんな転職先の情報を把握するうえで看護師専門の転職エージェントを利用することは、希望の転職先を探すうえでひとつの方法です。看護師専門の転職エージェントでは、医療機関とのパイプを太くして非公開の求人を充実させています。転職を希望する看護師からのヒアリングを行なって、非公開求人のなかから希望に合う医療機関の求人を紹介しています。

離職率を改善させるには、医療機関が福利厚生など待遇面や職場環境を改善させて、看護師側もこれなら、妥協できる、という雇う側と働く側のミスマッチを埋めることが重要です。転職エージェントを利用して、夜勤がないクリニックに転職できて不満なく働いている方もいてます。大規模の病院のみという固定概念を変えれば既望にあう転職先を探すことも可能かも知れません。ミスマッチを無くすことが離職率改善の鍵ですね。

看護師専門の転職エージェント

以前は看護師をしていたけど、現在は家事に専念していて資格がありながら看護師をしていない方が多いと思います。

看護師の離職率が高いのは夜勤の多さなどの動労条件が要因ですが、再就職となると、看護師特有の労働環境がハードルを高くしているようです。結婚後に看護師を辞めてその後に育児も一段落したから、再度、看護師の仕事したいけれど、家事との両立が困難だとして、再就職に踏み切れない方もよく耳にします。

看護師の離職率を改善するには、医療機関の福利厚生を充実させることや、勤務時間などで柔軟性を持たせるなどの対策が必要ですが、それと同時に看護師をされていた方が、復帰しやすい環境作りも必要だと思います。そんな状況下で、最近は転職エージェントで看護師専門の会社が増えてきましたから、これから転職を考えている、もしくは復帰を考えている看護師の方は、看護師専門の転職エージェントを利用することをオススメします。

医療機関に限らず転職する場合意、離職率が高い会社には転職を避けたいものですが、看護師専門のエージェントの場合は、医療機関から独自の情報を入手して、転職を希望している看護師の方にアドバイスしております。

求人を募集している医療機関の良い面や悪い面を分析して医療機関と看護師のマッチングをしていますから、看護師の方も、悪い面はるけれど、福利厚生が良いから妥協できるかな、という選択が可能になると思います。マッチングができれば離職率は改善します。

看護師の離職率を改善させるには

看護師不足は深刻ですが、海外の主要国と比較しても100床あたりの看護師数はアメリカに比べて4分の1以下ですから、日本の看護師不足はかなり深刻だと思います。

しかも2008年からは特定健康診査・特定保険指導が義務化されましたから看護師のニーズは更に増加しております。そんな状況下で外国人看護師の受け入れを促進させるなどの動きもありますが、現在、看護師をされていない潜在的な看護師の方の存在を考慮すれば、潜在的な看護師の方の職場復帰を促進させて、看護師の離職率を食い止めるべく、医療現場の環境改善を図るべきだと思っております。

看護師の離職率が高い要因としては、医療現場での労働時間が不規則なことと、慢性的な人手不足から看護師一人で何人分かの仕事をしなければならないという、過酷な環境が離職率の高い要因となっております。近年では国公立病院に加えて、日本赤十字病院、社会保険病院や民間の病院を含めて総じて採用を増大させているうえ、高齢化の伴って介護福祉施設での看護師も増大傾向にあります。

この様な現状から看護師の資格さえあれば職に困らないわけですから、これから転職や復帰を考えている看護師の立場にたてば、福利厚生などを徹底的に調べて、就職先を探せば、既望に叶った医療機関で勤務できることが可能だと思います。

ですから看護師の離職率が改善するには、医療現場も働きやすい環境作りが重要ですし、看護師も転職先探しで、中味をよく吟味して見つけることが離職率改善の鍵を握るでしょう。

看護師の離職率は何故高い

過酷な労働条件から看護師の離職率が慢性的に高い状況が続いておりますが、それでも看護師の就業者数は年平均で1万人程度増加しているそうです。

看護師の就業者数が増加しているなら、多少、看護師の離職率が高くても問題がなさそうに思えますが、2006年の診療報酬に改定後は入院病床の看護師配置基準が変更となったことから、看護師の数が多いほど受け取れる診療報酬の額も多くなることから、病院側は看護師の採用を増やす動きとなっております。

しかも介護施設を含めて看護師を必要とする機関も一昔に比べて増加しております。ですから、看護師の就業者数が増加していても看護師の数が不足しているというわけです。

看護師の就業者数は増加していても看護師の離職率が高いわけですから、本来なら看護師の離職率を低くする方策が求められますが、看護師の方が病院などを辞めてから、看護師の仕事をしていない潜在的な看護師の方が、50万人超も存在すると言われております。やはり看護師の労働条件が過酷であることから、看護師の仕事をしたいけれどできないという方が多いと思います。実際、私の友人でも結婚後は、ご主人の同意を選れずに看護師の仕事をしていないという実例がありました。

ですから、看護師の離職率を低くするには、医療機関の労働条件をよくすることなど様々な方策が必要になります。それによって潜在的な看護師の方が再度、現場で働くことができる環境づくりが離職率を低くすることにつながりそうです。

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