より働きたいのはどちら?

どこで働くにしても、離職率の低い職場で働きたいと思いますよね。実際には働いてみないとわからないことが多いですけど。看護師も離職率の低い職場で働きたいと、希望をお持ちだと思います。忙しい仕事だとわかりきっている以上、働きやすいところでキャリアを積みたいと考えるのは普通のことでしょう。でも、離職率の低い職場の探し方などあるのでしょうか?
看護師の仕事は、どこに行こうが大変さは変わりませんよね。でも仕事の大変さは同じでも、職場環境が違えばそれにも差が出てくると思います。色々な要因はありますけど、人間関係がいいだけでも辛さを乗り越える時に随分と違いが出ます。離職率だって下がります。ただでさえ職離れが多い看護師ですし、後続のためにも良い職場でキャリアを積んでもらって、看護師不足にならない状況になってほしいですよね。
で、肝心の離職率の低い職場探しですが、やはり専門のエージェントを利用することが近道のようです。というのも、普通は求人情報にそんなこと載っていませんから。自分でリサーチするには限界がある項目だと思います。エージェントならそういったニーズにも応えてくれるようですし、希望するなら利用は必須かと。

でも、こうして離職率の低いところに人気が集中すると、そこ以外の病院が苦しい状況に陥るかもしれません。看護師が続かない病院は、新しく人を入れることだけ考えずに、何が原因かも探っていかないといけないでしょうね。

1年未満の離職

一般企業では、新入社員の離職は入社してから3年以内というのが多いそうです。しかし、看護師業界では1割強の新人看護師が1年未満に離職するという状況にあります。その理由の多くは「理想と現実のギャップ」なのですが、そこで“最近の若者は堪え性がない”と思うだけでは結局、何の解決にも至りません。単に看護師不足を嘆いているだけではいけないのです。これから先、不足を解消していくというならいかに新人看護師を育て、定着率を上げるかが重要になってくるでしょう。足場を固めていかないと、泥の中にはまってしまい、結果として職を離れる人が減らないかもしれません。看護師が働きやすい環境にしようという取り組みを行っている協会も存在します。そこは新人看護師へのフォロー体制が充実しているらしく、1年未満の離職率が1割という看護師業界の中で、離職率0という成果を出しています。それだけ多岐にわたるサポートが行われているということです。いずれは自分で考えて自分から動かねばならないのは、誰もがわかっていることだと思います。それをどのタイミングでするかが大切なのではないでしょうか。たまに、満足な研修もなしにいきなり現場に投入され、相談する暇も与えられなかったという話を聞きます。1年未満の看護師離職率1割を払拭したいのであれば、いきいきと働いていける環境に作り直すことが大事なのではないでしょうか。それも、誰かに任せっぱなしにするのではなく、同じ環境で働く人たちも協力していかねばならないことだと思います。

離職と復職

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看護師の離職率が高いというお話をしてきましたが、看護師以外にも離職率の高い仕事はあります。求人情報を見てると、いつも募集してるなぁと思うものありませんか?営業系やテレオペ、携帯電話のショップスタッフも絶えず見られますね。常に求人情報に載っているのは人が足りていないからだと思います。そして人の入れ替わりが激しいところもありますね。とくに営業系はノルマがあることから、よほど腕が良い人でないと続かないようです。

看護師も離職率は高いのに、人の入れ替わりが激しいようには思えません。というより入れ替わる人さえ足りていないのだと思います。再就職が難しいというのもあるようです。結婚や出産、育児に追われて、忙しい看護師職に復帰も容易ではないのでしょう。日本には、看護師の資格を持ちながら看護師として働いていない人が何十万人といるそうです。そしてその中の8割の人が復職したいと思っているのだとか。それほどいるのになぜ「足りない」ということになるのでしょうね。

それは休職している間に時が経ち、進歩した医療技術と変わっていく体制に遅れを取ってしまい、復職の一歩を踏み出せないからだと聞きました。休職する前と同じように働けるのか?といった不安から、看護師資格を活かせない状況になっているというわけですね。

看護師も人間

なぜ看護師は離職率が高いのでしょうか。看護師になろうと思ったら、専門学校や大学に通って勉強して、国家試験で合格しなければいけませんよね。そうしてやっとなれるものなのに、どうして離職率は高いままなのでしょう?

看護師の離職率や転職において、影響しているのは過酷な労働環境だけでなく人間関係も含まれていると聞きます。看護師に限ったことではありませんけどね。割合的には、看護状況で悩むよりも人間関係で辞めたり転職したりする人が多いそうです。

人間関係関連でとくに多いのが新人いびりだとか。私は看護師ではありませんが、新人時代にたくさん叱咤されることはありました。それを、一人前になってほしいからという思いから来るものだと納得できればいいですけど、どうにもストレスのはけ口にされているとしか思えないというなら、離職を考えるのも無理はないかもしれません。せっかく学生時代に寝る間も惜しんで勉強して看護師になったというのに、最初から挫かれてはもったいないですね。自分も昔は新人だったことを思い出して、単なるいびりは控えていただきたいですね。ただでさえ看護師は不足していると言われているのですから。

離職の要因は他に、激務のわりに給料が安いことが挙げられています。看護師は高給取りなんじゃないの?という意見も聞きますけど、それは夜勤手当がつくからであって、手当がつかなければ割に合わない仕事なんだそうです。夜勤は出産や育児にも影響しますし、それを抜いて考えると正社員としているのは安月給なんですね。ですのでパートになる人が多いみたいです。

看護師の労働環境対策は急務

看護師の離職率が高い背景には過酷な労働環境があります。

前回も申し上げました通り、日本看護協会の調査では、短時間正職員制度の導入後に離職率が低下した調査結果をあげておりましたが、過去には過労死の認定を受けていた看護師の存在もあったわけですから、勤務時間を少なくさせて過労を減少させておく方策はかなり重要だと思います。

そして、患者さんに対する介護など肉体的な負担増も看護師の過労を招く要因にもなってます。これを解決する方策として福祉器具の導入促進などが論議されておりますので、看護師の負担軽減を図り離職率を低下させる方策はもっと導入されるべきでしょう。全国では約2万人が過労死危険レベルの勤務を強いられているとの調査結果もありますから、特に短時間正職員制度は早急に普及されることを期待したいところです。

看護師の離職率に関しては、大都市圏では高く、地方では低い傾向があるようです。これは、都市圏では病院の数が多く転職できる機会が多いことが要因として挙げられます。しかし、転職を繰り返した結果、看護師の職業自体に嫌気がさしてしまっては、医療機関にとって大きな損失になります。

そういう意味では、都市部や地方に限らず全国的に看護師の離職率を低下させる方策が求められるところです。看護師の転職先に関しては人手不足から困ることはありません。しかし、看護師の離職率増加を全国的食い止める方策を大胆に実行しないと日本の医療制度の未来がありません。

研修制度を充実させて看護師の離職率を低下

看護師の離職率は慢性的に高い状況が続いておりますが、日本看護協会が実施した病院における看護職員需給状況調査では、2009年度ベースで常勤看護職員は11・9%と5年ぶりに11%台へ低下、新卒看護職員も8・9%と前年に比べて0・3%低下しており、若干ながら改善に向かっているようです。

この数値は全国平均ですから地域間では、違う数値になっているかも知れませんが短時間正職員制度を導入している病院が増加しており、実際に短時間の制度を導入した病院では離職率が目に見える形で低下しているそうです。しかも新卒看護職員の研修制度を充実させている病院ではそれ以外に病院に比べて離職率が低下していることが実際の数値によって現れているようです。これらに調査結果でいえることは、勤務時間が長時間に及んでいる労働条件が看護師の離職率を高める要因になっていたといえるでしょう。

しかも新卒の看護師の場合意は、慣れない職場での不安が離職率を高める要因になっていましたから、研修制度を充実させることは、職場になれる意味では重要なことだと思います。

新卒看護師への研修制度が十分導入されている病院は全体の39・6%にとどまっていることを考慮すれば看護師の離職率を低下させるには、研修制度を導入する病院を更に増加させる必要があると思います。働きやすい環境を作れば、自ずと看護師の離職率が低下すると思います。ですから医療現場の努力が一段と必要になるでしょう。

専門看護師制度と認定看護師制度

以前にも書きましたが、看護師の離職率が高い反面で看護師の就業者数も増加しております。ただ、高齢化社会の到来により看護師のニーズが高まっており、看護師の就業者増を上回る規模で需要が拡大していることが、慢性的な看護師不足を招いております。

看護師の就業者が年々増加しても就職後の数年後に仕事を辞めてしまった看護師も少なくないと思います。離職後に仕事をしていない潜在的な看護師も多いのは、はやり過酷な労働条件や人間関係など様々な要因が再就職を躊躇させている要因でしょう。看護師の離職率が高い現状ですが、そのような中で、自分自身のスキルアップを図って新たな可能性を追求した結果、看護師の仕事を再度頑張っている方も存在します。

日本看護協会では専門看護師制度と認定看護師制度を設けております。前者の専門看護師制度は複雑で解決困難な看護問題を持つ患者に対して水準の高い看護ケアを提供、後者の認定看護師は特定の看護分野において熟練した看護技術を提供するものです。

近年では医療技術の発達や難病に対応で、看護師においても高度な技術を要求される場面が増えました。

高度な看護師に対する資格を取得することで、看護師として転職する場合、有利な雇用条件を見出せる可能性が広がると思います。スキルアップによって可能性を広げることで看護師の離職率を改善させる可能性は高まると思います。看護師が転職するうえで、新たな可能性を見出すことも離職率を低下させるうえで必要です。

他の地域で転職する場合

看護師の離職率が高い理由の一因としては、女性の方の場合、結婚後に家事や育児で仕事ができない理由もあると思います。

夜勤が多い医療機関に勤めた場合は、はやり家庭生活での両立は難しいと思います。しかも育児が一段落しても看護師として復帰する場合は、はやり労働条件で勤務時間が不規則な場合は、家庭で家族と接する時間が少なくなることを懸念して再就職できないと躊躇されている方が多いと思いますが、これが離職率が高い要因になっているでしょう。

更に、結婚後に勤務を続けていたとしても、ご主人の転勤で看護師の仕事を辞めざるおえないという方も存在すると思います。看護師の離職率を改善するには、はやり医療機関が働きやすい環境作りをする必要があるのではないでしょうか。

前回も看護師専門の転職エージェントの存在をご紹介しましたが、仮にご主人の転勤などで、現在と違う地域で就職先を探す場合は、看護師専門の転職エージェントに登録して相談されてもよいかと思います。転職エージェントも大手クラスになりますと、全国の主要地域に支店網を構築してますから、転居先の医療機関の求人情報を入手し易いというメリットがあります。知らない地域ですと、どの医療機関が働きやすいとか、生の情報を知る上では、その地域に根ざしている転職エージェントの担当者の情報が必要不可欠です。

看護師の離職率が高い要因として勤務時間で家族の理解が得られるかどうかも重要ですが、そのような時間的内容も転職エージェントの情報やアドバイスが参考になるでしょう。

看護師が活躍する場面は、病院以外でも広がっている

看護師の離職率が高いのは、過酷な同道条件や待遇面、して人間関係が上手くいかないことが起因していると思います。

待遇面に関しても看護師が慢性的な人手不足と言われていても、平均年収は年々低下傾向である調査結果もでています。医療機関の多くが経営面で悪化しているけれども看護師が不足しているということが、看護師の離職率を高くしている要因になっているかも知れません。ただし、一昔と異なって看護師が活躍する場面は、病院以外でも広がっております。

一般病院や診療所に加えて近年では介護老人保健施設や居宅サービス事業所などの介護保険施設や在宅療養している患者を訪問する訪問介護ステーションが近年では増加して、そのような一般病院以外で看護師のニーズが増加しています。これまでは、一般病院でしか勤務経験がなかった看護師の方でも、訪問介護ステーションに勤務すると、その仕事にやりがいを感じたということもあるかも知れません。

ですから、従来の固定概念をすてて、転職先の選択を広げることも重要ではないかと思います。前回に紹介しました看護師専門の転職エージェントに登録してこのような転職先を紹介してもらうこともひとつの方法です。給与などの待遇面で劣っていても働きやすい環境でれば、長く勤務することが可能になるかも知れません。

看護師と病院など医療機関側のミスマッチを改善することが看護師の離職率を改善させる方法でしょう。看護師の方は、幅広い視野を持って行動です。

雇う側と働く側のミスマッチを埋める

看護師の離職率が高いのは、労働時間が不規則なことや、人間関係が上手く行かないなど様々な余韻があると思います。これは看護師の離職率に限定した話ではありませんが、一般企業でも残業が多いのに給与が安い、人間関係が上手く行かない会社の離職率は高くなっています。

ですから、転職するうえでは、転職先の人間関係がどうなっているかとか、福利厚生が充実しているとか、詳細な情報を把握したいところです。例えば、残業が多いけど、上司の指導が上手くいっているので人間関係が良好だったら、その会社は離職率は改善に向かうのですから。

そんな転職先の情報を把握するうえで看護師専門の転職エージェントを利用することは、希望の転職先を探すうえでひとつの方法です。看護師専門の転職エージェントでは、医療機関とのパイプを太くして非公開の求人を充実させています。転職を希望する看護師からのヒアリングを行なって、非公開求人のなかから希望に合う医療機関の求人を紹介しています。

離職率を改善させるには、医療機関が福利厚生など待遇面や職場環境を改善させて、看護師側もこれなら、妥協できる、という雇う側と働く側のミスマッチを埋めることが重要です。転職エージェントを利用して、夜勤がないクリニックに転職できて不満なく働いている方もいてます。大規模の病院のみという固定概念を変えれば既望にあう転職先を探すことも可能かも知れません。ミスマッチを無くすことが離職率改善の鍵ですね。

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